だーちゃん 今回は、なんとなんと偵察隊、番外編です!
好きなところに行っていいとお許しをいただきましたので、オーガニックワインのお店 Mavieさんへ行きませんか?
うらら まったく子どものサッカーと関係がなさそうなんですけど(苦笑)。
ん?駒沢方面に行くって言ってなかったっけ?
だーちゃん ごめん、駒沢はまた来月。
なっち しかも、酒(笑)。オーガニックワインは、この間から興味あって、
一度行きたいねとは話していましたが、まさかこのコーナーで行くとは、チャレンジャーとしか言いようがない私たち(笑)。行ってみますか。
だーちゃん やった!行ってみよう!

店主の田村 安さん
だーちゃん 店主の田村さんにお話を伺います。
こんにちは、今日は宜しくお願いします。
ワインのことはもちろん、オーガニックについてぜひ色々教えてください。
うらら 最初からお聞きしてもいいですか?
まずは基本の「オーガニック」という言葉ですが。最近よく耳にしますし気になります。
田村 オーガニックっていうと、健康にいいから食べようとか飲もうとか言う人が多いですが、実はヨーロッパではライフスタイルなんですね。
環境に優しいということは自分たちの暮らしを次の世代も長続きさせるために必要なことですよね。環境とやさしいことと、自分たちの健康をバランスよく両立させるという考え方がオーガニックの考え方です。
なっち なるほど。
そもそも田村さんがオーガニックワインと出会ったきっかけはなんですか?
田村 きっかけはですね。
ドイツに駐在していたんですけれど、食品メーカーの駐在に出ていたんです。
その時には、オーガニックワインってまずいなというイメージしかなかったんですね。
2度目の出会いが、パリに移転しまして、その時の僕の仕事がミシュランの三ツ星のマーケッティングだったんですけれど、そこで、いいといわれるワインを片っ端から全部飲み続けている中で、ちょっと面白いよ、といわれて飲んだワインが美味しくて、それが後から見たらオーガニックだった。
それがオーガニックワインとの出会いですね。94年のことです。
それと同じ頃に、ワインには香料が入っているということを知りまして。
ほとんどのワインは残念ながら香料づけ。何が入っているのか知ったということ。
それから、もともと食品メーカーのマーケティングだったので、伸びていないものはつまらないんですよ。その時、オーガニックはむちゃくちゃ伸びていた。
どうせやるなら、美味しいし、コンセプトも面白いし。
ということからオーガニックをやろうと決めて、96年の12月に元いた会社を辞めて、日本に戻り98年に会社を作ったんです。
だーちゃん ものすごく、ワインには精通されているんですね。
田村 う〜ん…精通というか、いわゆる巷のワイン好きの方たちとは全然違いますね。


うらら こだわっていることは、オーガニックってことですか?
田村 美味しいことですよ。「美味しい」って事と「合わせ」。
うらら 「合わせ」?
田村 どんな料理と食べたら美味しいかなとか、どんなシチュエーションだったら美味しいかなということですね。
そっちの方が大事なんであって、御託を並べるのは好きじゃないんです(笑)。
シチュエーションによって同じワインを飲んでも、美味しいかまずいか全然違うんですよ。
同じ食事だとしても、どのワインをつけるかによって受ける印象が全然違っちゃうんですね。
なっち それじゃ田村さんご自身の、毎日の食卓に乗るワインっていうのを教えてもらってもいいですか?
田村 はい、いいですよ。1つは、僕は和食しか食べないし、和食といっても野菜ばっかりなので、だから基本的に赤はないですね。
なっち 冬でも白なんですか?
田村 白もあるけど、ほとんどロゼですね。何も考えないで飲むのは、ロゼ。
何にでも合います。
だーちゃん ロゼ!ちょっと意外な感じです。
田村 簡単なんですけどね。
ワインがすごくめんどくさいものといわれるのは、これとこれの「合わせ」ということをピタッと決めることなんですよ。
ただピタッと決まるのは通常、フランス料理の中で決まっているんですね。
ところが、エスニックである和食ってその範疇外だから、エスニックであるということはフランス料理の「合わせ」からはずれるわけです。
しかも、和食って幅が広くて、甘いものから辛いものまであるんで、そうなると、何も考えないで一本をとなるとロゼがベストになるんですね。
うらら なるほど、面白いですね。
田村 ちょっと飲んでみますか?
一同 (冷たいワインをいただいて)おいしい〜〜!!

田村さんの著書「オーガニック・ワインの本」は、2004年グルマン クックブック アウォード受賞。
田村 あとね、ワインというのは香りを楽しみますが、和食を食べる時に香りは邪魔になるんですよ。
例えば、ブルゴーニュのいいワイン。
これをお肉と合わせなきゃ美味しくないよと言われますが、それはあくまでフランス料理の場合であって、あの香り自体がもう和食には耐えられない。
だったら、冷やして細いグラスに入れると香りの立ち方がふわっとするから、最初はそれにしておいて、天ぷらなんかが出てきたら、ここでちょっと違うワインを出したり、例えば、肉のソースもフランスの重たい濃厚なソースを使うわけではないんで、そこまでこだわったワインではない。
つまり、日本人の毎日のご飯には高いワインがあうという事ではないんですね。
高いワインはフランス料理にあうように出来ているので、日本人にとって、必ずしもいいワインとはいかないわけです。
だーちゃん 少し敷居が低くなったかも。
うらら ねっ!
だーちゃん ワインって色々複雑に考えていましたが、もうちょっとデイリーに
毎日の食卓で楽しんじゃってよさそうですね。
田村 そうです。それぞれにライフスタイルがあるから、食べる物だって違うわけですよ。
美食を食べる機会なんてめったに無い。それよりも、僕は毎日の食事とワインとを合わせて楽しんでもらうということにこだわっていますね。


だーちゃん 今こちらには、何種類のワインがあるんですか?
田村 120種類ぐらいですね。
うらら 私たちがより良い物を探そうとしたら、どんなことをしたらいいですか?
田村 Mavieに来るのが一番かな(笑)。つまり簡単に言うと人なんですよ。
書いてあるもので信じられるかというとそれは、わからない。
じゃあ誰なら信じられるということになる。人を信じることなんですね。
なっち なるほど。こちらのワインは、全てのワインの製造者の方の
お顔から畑、考え方までよくわかりますよね。すごく安心。
田村 たとえばこのワインなんかね、17世紀の修道院に小中学生の息子2人と3人で暮らしているお母さんが作ってるんですよ。
すごいでしょ。
だーちゃん 全てのワインにストーリーがあるのが面白いですね!
実際に自分で買ったワインを飲みながら、作られている人や畑に思いを馳せながら
飲むともっとおいしく感じるんじゃないかな。
お店で田村さんがいらっしゃれば、そういうストーリーをお聞きできるんですか?
田村 僕じゃなくても、スタッフならみんな大丈夫です。
スタッフはフランスにも行っていますから。
だーちゃん それもすごいですね。
じゃあ私は、狙っていたこの箱ワインを買って行きます!
これは…カバニスさんの白ワイン。冷たく冷やして飲みたい時に飲みたいだけなんて幸せ!
なっち 私は、おすすめのロゼとスパークリングを買って行こう!
うらら これからの田村さんの目標はありますか?
田村 色々ありますけれど、「オーガニック大学」を作ること。
あとはMavieというブランドを高めたいというのはありますね。
Mavieというセレクトしたワイン店が、ライフスタイルの提唱者として、色々なところに出店できたら良いなあと思います。
オーガニックセレクトとして、Mavieを使ってもらえるとうれしいです。
だーちゃん なるほど。今日はいろいろ教えていただきありがとうございました!
なっち なんか今日は美味しい上にすごく勉強した気分。
今夜は冷えたワインが楽しみ〜〜。
うらら 偵察隊、いい夏休みになりました♪
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オーガニックワイン専門店
『Mavie マヴィ』赤坂本店
http://www.mavie.co.jp/
107-0052 東京都港区赤坂2-21-5
●03-6822-9066
●営業時間
月〜金12:00-20:00
土 12:00-19:00
●定休日:日曜、祝日 |
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